下町ロケットヤタガラス第9話あらすじ
第8話では、農業機械の展示会『アグリジャパン』という公の場で、かかしを轢いたり、坂道で脱輪し、転倒したりと醜態を晒してしまった帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。
信用回復のため原因究明に奔走する的場(神田正輝)や奥沢(福澤朗)たちは、最初から自分たちの落ち度の可能性は認めず、野木(森崎博之)の自動走行制御システムに問題があったと結論づけます。しかも、その原因を究明するにあたり、開発コードをよこせと無理難題をふっかけてききます。
そんな時、親友である野木から窮地の知らせを聞いた佃(阿部寛)は怒りに震え、財前(吉川晃司)に野木の走行システムの無実を証明するため、佃製のエンジンとトランスミッションを積んだトラクターで走行試験をすることを提案をします。
佃たちは見事にテストに成功、誤差3センチというかなりの性能を示し、走行プログラムのせいではないことを証明しました。
しかし、帝国重工の的場と奥沢は、一回ではわからないとか、絶対に帝国重工のトランスミッションに不具合はないと言い張ります。
そして、もっと調査をすべきだという財前に、時間がないからという理由でテストと原因究明を打ち切ろうとします。「時間がないなら佃製作所に究明を依頼しましょう。」という財前に話にならないと、的場と奥沢が帰ろうとした瞬間、藤間社長(杉良太郎)が部屋に入ってきます。
藤間はわが社のエンジンとトランスミッションに問題がないのなら佃製作所に調べてもらったほうが身の潔白を証明できると主張、慌てた奥沢はまだ特許申請中の技術もあり他社には見せられないと粘ります。
そこで、佃がバルブの応答性に焦点をあてて試験をすれば問題ないといい、みんなが納得しようとしたとき、奥沢が「お待ちください!もし不具合が見つかったら」といい、藤間は、「もし不具合が見つかったら・・・そういったのか、トランスミッションに不具合など一切なかったんではなかったのか。」
そういって奥沢を問い詰め、奥沢はついにトランスミッションの不具合の可能性を認めます。
そして怒った藤間は、的場と奥沢に失敗があったら1%の可能性がある限り原因を究明しろ、保身に走るなんて帝国重工の恥だ!と雷を落とします。
そして、藤間は野木に謝罪し、的場と奥沢に「製造部はプロジェクトから降りろ!自分たちが世の中の中心だと思っている連中に、新規事業などできるわけはない!」と一撃を加えます。
そして、的場にも「事業計画書を勝手に書き換えた挙句、事業に失敗して、挙句の果てに責任逃れとは見苦しいな!」と一喝!
農業用ロボット開発は藤間社長が指揮を執るようになります。藤間は、ダーウィンに勝てるような企業に委託をしてでも信用を取り戻すよう言います。
そんな中、佃は財前から改めてアルファ1の開発チームに加わってほしいと頼まれます。
しかし、前回はしごをはずされた件と圧倒的に不利な状況において、エンジンはクリアしているがトランスミッションのレベルは到達していないと悩みます。
下町ロケットヤタガラス第9話ポイント
航平と利菜のバルブ開発対決!
利菜(土屋太鳳)は、佃製作所のバルブの性能を追いかけて日々開発に挑んでいました。
そして、試験前、ついに利菜は目標とされる数値をクリアし、水原本部長から過去最高水準だと評価され試験に挑むことになります。
一方佃製作所のバルブも仕上がり航平は自信を持ったものを作り上げてきたのです。
試験前日、航平が家に帰ると利菜が、祖母のラジカセを直していました。航平もそれを見て修理を手伝います。ラジカセを直しながら、利菜は航平に「昔お父さんのことを魔法使いだと思っていたと」話す。壊れたものをすぐ直す航平にあこがれていたんですね!
そんな話をしながらバルブの話へ、お互い自信作を作った中、利菜は「絶対に負けないからね」と自信を見せていました。

ちょっと自慢気なところ可愛かったです。
そして、試験当日帝国重工は耐久回数5640回という数を出し、水原も長い間悲願だったキーデバイスの内製化ができると盛り上がっていました。
そこへ、佃製作所の試験結果が到着、耐久回数は8180回という圧倒的な数値を出してきました。その他の数値も帝国重工より圧倒的で、利菜はあまりの差にショックを受けてしまいます。
その夜、航平が家の前の土手で話をしようと試みますが、不発に終わるのでした。女心は難しいですね!
その後、航平は元妻の和泉沙耶(真矢みき)と電話をして、バルブで負けたこと以外でも同僚に「利菜はいいよね、負けても佃製作所でバルブの開発ができるんだから」と言われたことを気にして、悩んでることを告げられます。
そして、航平は殿村(立川談春)が実家を継いだことを引き合いに、利菜にも好きなようにやってもらいたいと思ってると話すのでした。
後日、利菜は沙耶と食事に行き、バルブ試験の話をします。そこで、沙耶から、航平が失敗を何度も何度も繰り返して一流の技術者になったことを聞き、利菜は航平の作ったバルブのすごさを素直に認めることができるようになります。
そして、家の前の土手で再び航平と話をして、利菜は航平に素直にバルブに感動したことを伝え親子の仲直りをはたすのでした。
島津の行方
島津は相変わらず身の振りが決まっていない状態だった。
そんな中、伊丹(尾上菊之助)はアグリジャパンに島津を呼んでできればまた戻したいと考えていました。新しいチーフの氷室(高橋努)は開発にもそこそこできるがいまいち情熱がなく、職場のスタッフからもいまいち信頼されていない様子、そこでギアゴーストも島津のほうが良かったと考えているようです。
一方佃製作所もこのトランスミッション技術力を改善するために次回では島津にアプローチをするようです。
どっちに転ぶか見ものですね!
下町ロケットヤタガラス第9話感想
第9話は今まで威張っていた的場と奥沢ががこっぴどくやられるシーンがかなりすかっとしましたね!特に福澤朗の表情は秀逸でした。
杉良太郎の喝もなかなかどすが聞いてよかったです。
そして、何より親子の仲直りのシーンの土屋太鳳の涙ながらに佃製のバルブを認めるシーン
こんな涙ながらに訴えられたら確実にノックアウトですね!
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